SMUとIMUに関する考察 - 開放より2段絞ったところ

こんにちは。壁紙です。

今回もまたQueensland Railに関する話題を取り上げたいと思います。

今回のテーマはこちら。
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｢お、同種併結だな｣と思ったそこのあなた！

甘い！甘いです！

知れば知るほど奥が深いこの車両たち…

ということで、今回のテーマは SMU/IMUでございます。

うん…？？？何が違うんだろう？

豪鉄初心者を困惑の悪夢に引きずり込むSMU/IMUですが…

その違いを解説していこうと思います。

群れを成すSMU/IMU
なんなん？結局違うん？
違います。違うけど…
結論

群れを成すSMU/IMU

まずSMU/IMUといえば、現在のQRで最大派の車両になります。

参考までに各車の両数です。

1. EMU (87編成261両)

2. SMU (77編成231両)

12編成36両 (SMU200)
30編成90両 (SMU 220)
35編成105両 (SMU 260)

3. IMU (44編成132両)

12編成36両 (IMU 100)
4編成12両 (IMU 120)
28編成84両 (IMU 160)

4. NGR (15編成90両)

※合計75編成450両生産予定

5. ICE (8編成20両)

4編成8両 (2両編成)
4編成12両 (3両編成)

SMUの編成数ですらEMUの編成数には勝てませんが…

それでもSMUとIMUの合計は圧倒的に最大派となります。

従って、QRに乗るとほとんどEMUかSMU/IMUが来ます…

なんなん？結局違うん？

…ところで先程から｢SMU/IMU｣という言い回しをしていますが…

大体の人はSMU/IMU系列の車両が来ても正確にどの形式かは言い当てられないと思います。
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同じの混じってんじゃんwww

と思った方、早計でございます。

これらの写真は上からIMU100、SMU260、SMU220、IMU160でございます。

特にSMU260とIMU160の違いが一番わからないのではないかと思います。見るからに同じですね…

あとこの写真、一応SMUとIMUの系列だけなんですが…SMU260とSMU220、IMU160とIMU100、似ても似つきません。

IMU100/SMU200とIMU120/SMU220はスカートの色が違うので判別ができますが、IMU100とSMU200、IMU120とSMU220、IMU160とSMU260は編成番号以外で見分けることは基本的に出来ません。特に遠くから正面だけ見て判断するのはほぼ無理です。

国鉄 113系と115系を見分けるよりきっと理不尽かも知れません…

違います。違うけど…

結論から言うと、SMUとIMUは違います。

それは各々の情報を見ると明らかです。

ここでは正式名称、最高速度を見てみましょう。

SMU (Suburban Multiple Unit)

訳: 近郊列車

最高速度 100km/h (SMU 200/220)、130km/h (SMU 260)

IMU (Inter-urban Multiple Unit)

訳: 都市間列車

最高速度 140km/h (IMU 100/120)、130km/h (IMU 160)

この最高速度の差は名前にも出ているように、運用の目的の違いです。

SMUは、基本的に短中距離輸送がメインです。そのため、最高速度は100km/h (200/200)に抑えられ(その代わり起動加速度が高いのでしょう)、トイレもありません。

一方IMUは、基本的に中遠距離輸送を担っているようです。最高速度は140km/h(100/120)と高く、長距離を走るために車内にはトイレが装備されています。
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wikiより。ずーっと奥に乗務員室の扉がありますが、こちらは中央に位置しています。この配置はSMU全車とIMUのトイレが無い側で共通しています。