開放より2段絞ったところ

徒然なるままに…主にカメラの事を書いていくことになるかと。

星空撮影のメモ【2018/7/18】

こんにちは、壁紙です。

例のごとく星空撮影の記録をしていきます。

 

今回は特にすることも思いつかなかったのですが…

せっかく手元にスーパータクマーがあるので、これで星空を撮ってみます。

 

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EOS Kiss X7i + Super Takumar 55mm F1.8

F1.8, 10s, ISO100

前回は明るくし過ぎて画面にムラが出てしまいましたが、今回は大丈夫そうですね。RAWで撮っているので、少し暗めにしてコントラストを空の殺した方が後の調整は楽なのかなと思います。

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Lightroomにて比較明合成。約2時間分653枚 

す、すごい枚数になりました。いつもは30秒で撮っているところを10秒で撮ったので単純に3倍の写真が撮れたわけです…。LightroomでRAWを指定してそのままフォトショに読み込もうとしたらキャッシュがいっぱいになって全部読み込めませんでした…。なので一回JPEG出力してから改めてレイヤーとして読み込んでいます。

うーん、これはまた盛大に飛行機が写りこみました。ど真ん中をこういう風に通られると腹立ちますね、さすがに(# ゚Д゚)

あとレンズフードが間に合ってなかったので、クルマのライトらしきものが写ってます。画面左端が赤っぽくなってるのわかりますか?オールドレンズを使う時はフードがないと間違いなくこうなります。

まあこれらのノイズはいつものようにやれば消せるわけで…

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Photoshopにて比較明合成。

先ほども枚数が多くて編集にてこずった話をしましたが、比較明合成の処理の途中にもパソコンの電源が切れそうになって(いつもは数分で終わるんですが…)、一回ノイズだけ全部取ったものを保存して後で見返したんですが…

この…なんていうんですかね、空気感っていうのかな?数時間経ってから見たら吸い込まれるような感覚にとらわれました…

今回のこの写真、比較明合成(と邪魔物の処理)以外は一切手を入れてません。なのに流れるような軌跡が描けています。なんでだろう…普通は透明度の調整入れなきゃ出ないのでとても不思議です。

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露出 + コントラスト調整

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露出 + コントラスト + カラーバランス調整

うれしくてつい。でも撮って出しの色合いが今回は一番よかったですね。深みのある色です。編集するときもあまり色は変えませんでした…。

 

まとめ

今回初めてオールドレンズでの撮影に挑んだのですが、古い技術だけに憂慮するところはありました。例えば現代のレンズであればコーティング技術が優れているおかげで車や街灯の明かりで影響されることは少ないですが、オールドレンズは「素直に」やられます。また前玉も心なしか夜露がつきやすいのかなあと思います。この辺の問題はフードやレンズヒーターで対処できるので、今後どうにかしようと思っています。

また写真の枚数ですが…今後2時間を超える撮影に挑んだ場合は確実に直面する問題であり、対処しなければなりせん。今考えているのは、

  1. 単純に露光を30秒で固定(=ISOを下げる、絞って撮る)
  2. タイマーレリーズで30秒以上の露光(ただ明るさの懸念あり)
  3. JPEGで撮る
  4. 撮った写真を200枚くらいずつ合成して、後で合わせる
  5. フォトショに頑張ってもらう

って感じです…。1番は多分6時間なんて時間で撮り始めたらそれこそ意味がないでしょう。2番に関しても30秒以上で撮るにはISOが100を下回らないと確実に厳しいです。3番は効果があるかわからない上、編集後の完成度に影響しかねません。4番は今の私の技術では難しいところがありますが…効果は確実にあると思われます。5番に関しては神頼み的なところがありますが…フォトショのキャッシュを外付けHDDに設定できれば500GBは余裕で使えるので効果はやはりありそう。

…てなわけで今後も手探りで星空の撮り方を研究していきます…。