開放より2段絞ったところ

徒然なるままに…主にカメラの事を書いていくことになるかと。

JIS配列とかいうこの世の終わりみたいな配列

f:id:kabegamikamio:20201125095300p:plain前回の記事では「変換・無変換」という割と使用頻度の低いキーを用いてMacのような「かな・英数」切り替えを実現しました. まだご覧になっていない方はぜひ一見ください.

kabegamikamio.hatenablog.com

さて,今回も配列周りのお話をします.

実は前回の記事はUbuntuで作業しながら制作していたため,Winowsでどうなるかは全く予想していなかったのです. 何やってんだよ.

いえ,Google日本語入力というマルチプラットフォームIMEを用いた方法なので,内心「まあ動くだろ」くらいの気持ちでした.

しかしね,Ubuntuで例えばCaps Lockを遠くにぶん投げたいとなればxmodmapというコマンドから割と簡単にできます. まあコマンドを使うので最初はちょっととっつきにくいところがあるのも事実ですが,一回慣れてしまえば事務的手続きでキー配列をいじれます. 多分こちらの方法は今後記事にすると思います(時系列が逆になってしまうんですがね)

ところがWindows. お前にはパッケージ管理機能がないから自分で探して自分でダウンロードしないといけないんだよ. どういうことかわからない方のためにかんたんに説明いたしますと,パッケージ管理機能があるOS(つまりwindows以外の大体のOS)では,ターミナルというコマンドを打ち込むアプリからほっとんどのソフトの導入・更新・削除まで一貫してできます. 有名なのがdebianLinuxaptMachomebrewなど. 逆にこの世界線Windows天下なのでこういったUNIX派生のOSなんてまともに使ったことない人のほうが圧倒的多数なわけで,今まで普通に生きてきた全うで健全な一般市民からしてみればコマンドを使うパッケージ管理のほうが「なんだかめんどくさそう」と感じるわけです.

話がだいぶそれましたが,今回はChange Keyというソフトを使ってにっくきCaps Lockを国外退去処分にいたします.

ダウンロード

Change Keyのダウンロードはこちらから. 信頼の窓の森です. 本ソフトはLZH(圧縮ファイル)パッケージなので,ダウンロードしたLZHを好きなところに展開しておいてください. こういう圧縮ファイルタイプのアプリはどこかにまとめておくと良いですね.

LZHを展開するソフトをお持ちでない方には以下がおすすめです. どっちも使い勝手は大体同じようなものなのでインスピレーションで選んで大丈夫です.多分.

「Lhaplus」定番の圧縮・解凍ソフト - 窓の杜

「7-Zip」7z形式などに対応した解凍・圧縮ソフト - 窓の杜

Change Keyを管理者権限で開く

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Change Keyの解凍後フォルダはこんな感じ.
長いあいだ更新されていないソフトなのでバージョンが変わることはないと思いますが,こちらで確認したフォルダ名はChgkey15となっていました. 少なくとも窓の杜から落としてくればおなじになるはずです.

フォルダを開くと2つファイルが入っています. readme.txtは取扱説明書なので暇があれば読んでください. ChgKey.exeが本命のファイルです.

このファイルを実行するのですが,普通に実行するとキー割り当ての変更が反映されません. そこで管理者権限でこのファイルを実行します.

ChgKey.exeを右クリックして,「管理者権限で実行」をクリック.

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右クリックメニュー

次に警告画面が出ると思いますが,「はい」で結構です. こちらは諸般の事情でスクショが撮れませんでした.南無阿弥陀仏

これでChange Keyが開けたはず.

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Change Keyの画面

キー割り当てを変更する

Change Keyは正直解説不要なくらいシンプルなソフトです. 割り当て変更したいキーの上でクリックすると,キーボードが映った画面がもう一つ出てくるので,そこから変更後のキーを選ぶだけ.

今回はCaps Lockを島流しにするんでした. Caps Lockをクリック.

続いて開いた画面でEscをクリックすれば大丈夫です.

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先程開いた画面でCaps Lockをクリックすると,新しい画面が開くので,新しい画面でEscape(赤で囲ったところ)をクリック.もとに戻したいときはこの画面でCaps Lock(青で囲ったところ)を選択し直せば良いです.

設定を反映する

さてこれで割り当て変更の準備はできたのですが,最後に設定をPCに反映させるために登録と再起動が必要です. メニューバーの「登録」から「現在の設定で登録します」を選びます.

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登録するところ

これを押すと再起動するかどうか聞いてくるウィンドウが生成されますが,再起動自体はあとでご自身で行っていただいて結構です. ただし設定反映は再起動後から有効です.

結語

Escapeって割と使うキーの割には迫害されがちですよね. 逆にCaps Lockってそこまで使用頻度高くないのに優遇されがちですよね. 今回紹介した格差是正で様々な作業が楽になると思います. Excel作業然りプログラミング然り…

ただしゲームをされる方には逆にこの位置にEscが来ると誤爆の可能性が高まるので必要に応じてキーの無効化(Logicoolキーボードだとワンタッチでキーを無効化できる)などで対処していただければいいかなと思います.