UbuntuでもOneNoteをそれっぽく使う
こんにちは壁紙です。
私結構Office365のハードユーザーなんですが、中でもOneNoteがお気に入りです。
プラットフォーム関係なくアクセスできるので、スマホで作成したメモをPCで体裁整えて……ってこともできます。
そんなこんなでUbuntuでもぜひOneNoteを、と思ったのですがOfficeのUbuntu版はもちろんありませんし、LibreOfficeにもOneNote互換の製品はないようです。
するとブラウザ版を使うしかないのですが……
今回はブラウザ版OneNoteをアプリケーションメニューに登録して、それっぽく運用する方法です。
まず作業を進める上で手順を参考にさせていただいたサイトです。
執筆者の方々には有益な情報を残して頂いたこと感謝いたします。
基本的にはこの2つの記事に掲載されている方法を組み合わせた焼き直しとなります。
それでは作業にとりかかることとします。
P3X-OneNoteを入手
今回はAppImage形式でP3X OneNoteを利用します。
ターミナルを使う場合、お使いのLinuxで端末やらターミナルやらを開いて、
$ wget https://github.com/patrikx3/onenote.githttps://github.com/patrikx3/onenote/releases/download/v2020.4.157/P3X-OneNote-2020.4.157.AppImage
と打ち込むことで必要なファイル(AppImage)が自動でダウンロードされます。
自分でパッケージを入手する場合、こちらのリンク、または検索エンジンで「P3X OneNote」と検索して、P3X OneNoteのダウンロードページにたどり着きます。
特にディレクトリを指定していなければホームディレクトリ(/homeか/home/(ユーザー名))に保存されていると思います。
ディレクトリ直下にファイルを散らかしたくないので適当なフォルダを作っておきます。(今回はAppImageというフォルダ名です)
$ mv P3X-OneNote-2020.4.157.AppImage ~/AppImage/ $ cd ~/AppImage
実行権限も忘れずに与えてあげましょう。
$ chmod +x ./P3X-OneNote-2020.4.157.AppImage
これでP3X OneNoteが起動できるようになりました。
一応起動できるか確認してみましょう。
$ ./P3X-OneNote-2020.4.157.AppImage
起動できましたね!
P3X OneNoteをアプリメニューに追加
さて最後にアプリにアクセスしやすいように、アプリメニューにP3X OneNoteを登録しましょう。
Ubuntuソフトウェアにて「menu editor」を検索します。
インストールして起動すると、左側にアプリメニューに表示されるアプリの一覧が、右側にそのアプリの設定が表示されます。
任意の場所を選んで「+」ボタンを押し、「ランチャーを追加」を選択します。
新しいランチャーの設定をします。
太字の部分をクリックするとアプリ名を変更できますので、「OneNote 2020」などと適当なことを書いておきましょう。
その下の細字部分は任意のアプリ説明が記述できます。
アイコンをそれっぽいっものにするため、ネットからOneNoteのPNGイメージを適当に取ってきたら、赤枠の部分をクリックして「ファイルを参照」から保存した画像を選択します。
続いて青枠に
/home/(ユーザー名)/AppImage/P3X-OneNote-2020.4.157.AppImage
と入力します。
これで準備ができましたので、ウィンドウの上の方にある保存ボタンを押して変更を保存しましょう。