星空撮影のメモ【2018年7月13・14日】
こんにちは、壁紙です。
いつもはスナップ写真とかばっか撮ってる私ですが、星を見るのも好きです。
若干近眼気味であんまり見えないんですがね
今回は備忘録がてら写真の自己評価をしていきます。
2018年7月13日
天気は晴れ、気温は15度下回り、とても寒い夜でした。
新しい三脚のテストがてら、北向きにカメラを向けて写真を撮ります。
カメラ:EOS Kiss X7i、レンズ:YN50mm、SS:15秒、絞り:F2.5、ISO:400、WB:蛍光灯
ちょっと暗いですね…。現場でファインダー/ライブビュー見てるときと後で室内で写真を見返した時の写真の明るさの違いの差が結構あるんですね。
ヤシの木はわざと入れてみました。
撮影諸元は同じ。
Photoshopにて約30分間107枚の写真の比較明合成とカラーバランス編集。
悪くはありませんが、途中で電灯に照らされてヤシの木の一部が明るくなってしまいました。
まあ編集で隠せるんですがね…。
光跡がより長ければもっときれいな写真になったかも。
もう一枚、別の構図で。
カメラ:EOS Kiss X7i、レンズ:YN35mm、絞り:F2.5、SS:15秒、ISO:400、WB:蛍光灯
うすうすわかってはいましたが、さすがに暗すぎますね。
私の滞在先は住宅街のど真ん中で、明かりは結構少ないので、露出は20秒はないと何も見えません。
まあRAWで撮ったので後で編集しやすいのが助かります。
やっぱり星空撮影はRAW撮影が基本かなと思います。
撮影諸元同じ。Photoshopにて約30分間108枚で撮った写真を比較明合成した後に露出・カラーバランスを調整。
比較明合成で写真を合成した後に編集をしましたが、 それでもくらいです。
まあ明るくはできますが、そうするとヤシの木が浮き出てきて変になります。
ヤシの木はシルエットで出てるくらいがちょうどいいと思うので、これ以上は露出を上げませんでした。
7月13日まとめ
一時間、二回に分けての撮影でしたが、露出の調整が甘かったなと後で見ると思います。
今回は構図にこだわりたかったので、まあ良しとしますが、次回以降は改善したいポイント。
2018年7月14日
さて昨日に引き続いての撮影です。
カメラ:EOS Kiss X7i、レンズ:SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC、焦点距離:18mm、SS:10秒、絞り:F3.5、ISO:400
はい、真っ暗です。
先日のSS10秒でも暗かったのに、10秒で何も見えなくなるのはもはや自明の理。
軌道写真が撮りたいときに特にSSが短いことのメリットはないですね。
星の動きをピッタリ止めて撮りたいときは10秒以下とかじゃないと星が動いて線になってしまいます。
撮影諸元同じ。Photoshopにて比較明合成と露出、カラーバランスの編集。
まあこれくらい真っ暗でもRAWで撮ってれば後で編集が利くよってことの例にはピッタリですが。
実は今回場所を変えていて、前回は北向きにとっていたのを南向きに変えました。
というのもここは南半球なので、グルグル写真が撮れるのは南向きだったんですね。
日本語で調べてると、日本は北半球の国なので意外な落とし穴です。
カメラ:EOS Kiss X7i、レンズ:SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DG、焦点距離:59mm、SS:20秒、ISO:400
※Lightroomで露出編集。
ヤシの木と南十字星。
ヤシの木大好き。
撮影諸元同じ。WBをLightroomにて編集。
先ほどの写真と同じ構図の別ショット。
WBをカメラ設定の「蛍光灯」などと同じように青めにしました。
星空の本当の色は灰色ですが、WBを変えただけでここまで見た目は変わるものです…。
カメラ:EOS Kiss X7i、レンズ: SIGMA 18-200mm F3.5-6.3、焦点距離:59mm、SS:10秒、絞り:F3.5、ISO:400
※LightroomにてWBと露出の調整済み
南十字星って星座の中では一番小さいらしいですが、ちゃんと見えます。
あまり明るくないので最初は探すのが大変でしたが、ポインターという二つの星を見つけることができると簡単に探せます。
こんな感じでポインターという比較的明るい星が連続して並んでいて、そのだいたい延長線上に四個いい感じに並んでいる星があればそれがSouthern Cross、南十字星です。
別にきれいとかはありませんが…天体写真初心者としては見つけられるだけでもうれしいです。
7月13日まとめ
先日に引き続き暗い写真が続きましたが、例のぐるぐる写真にチャレンジできたのは大きいかなと思います。
次回は南をもう少し正確にとることでもっとぐるぐるしたいと思います。
総評
三脚のテストも兼ねての撮影でしたが、得られたものはそれなりに大きいと思います。
設定の面ですとか、後編集の面ですとか、カメラの扱いに関しても学ぶものがありました。
特に最近は30分もカメラを外に出していると露がつくので、撮影前後のカメラの扱いは重要だなと感じました。
三脚の使用感に関してはまた別記事で言及したいと思います。